豆乳で育った子供は......?

先日、私は小さい頃「粉ミルクを飲まない」という理由で豆乳を与えられていたらしいと言うことが判明した話をした。あの時は半分「いい加減にもほどがあるだろ、仮にも一人娘なのに」と笑った程度だったのだが、日を過ぎるごとに気になってきて、色々調べてみた。



まず調べたのが成分だ。粉ミルクと豆乳の成分比較を行ったのだが、粉モノと液体ものでいまいち比較しきれないところがあった。時に粉ミルクは、最近の奴なんかは成分調整がすごくて栄養バランスは良い様なのだが、商品によって成分が結構違うのだ。


で、結局同じカロリーを摂取しようとした時に、主成分が大体どれぐらい違うのかと言うのを見る程度にとどめた。なのであくまで参考地として捕らえてほしいのだが、全般的に

  1. 粉ミルクのほうが糖分が多めである
  2. 豆乳のほうが比較的高たんぱくである
  3. 粉ミルクのほうが脂肪分が多めである
  4. 豆乳のほうがミネラル系が多めである

という傾向が見られた。


うーん、乳幼児期に第一段階の「脂肪細胞の数」が決まるという(ちなみに第二段階は思春期頃)。そういった時期に、一般よりも脂肪少なめで育てられていたのが、この今の体形(胸も尻もない)、いってしまえば女性と言うより少年体形な感じに多分に影響しているんじゃないかとふと思ってしまった。うーん、推測の域を出ないのであるが、怪しいとは思うんだよなあ。




次に、最近もてはやされている「大豆イソフラボン」の乳幼児への影響だ。


豆乳も含め、大豆製品には「大豆イソフラボン」というものが含まれていて、この成分は生理的活性を引き起こす女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きを体内でする。影響としては例えば成人女性には

  1. 乳房に影響が出る(大きくなる人と、張った感じがして不快になる人とがいる様子)
  2. 生理に影響が出る(不順になる人と、順調になる人、出血量の変化などがあるらしい)
  3. 肌に影響が出る(肌が綺麗になる人と、にきびが増える人がいる様子)
  4. 乳がん前立腺がん・心臓病を減少させる、らしい

ちなみに全く実証はされていないようだが、不妊になるという話もあるらしい。まあ、結局のところどれもちゃんと解明はされていない。要は、良い話も悪い話もあるがどっちにしろ「〜らしい」とか「〜という人がいる」というレベルの話だと言うことだ。



だが、女性ホルモンに似た働きをする成分が含まれているのは確かで、それが体に何らかの影響を与えると言うのは事実である。まああくまでその影響は、まだ個人差レベルであるといったところのようだが。


で、成人女性にそれだけの「何らかの」影響を及ぼすものを、体重が10分の1レベルの乳幼児に与えていて良いのかという疑問は当然生じてくる。まあ、研究者によっては「子供に大豆製品を与えすぎるとバカになる」「子供に大豆製品を与えすぎると性的に不能になる」ぐらいの勢いで大豆にはいっている成分をこき下ろしている人もいるようだ。


ちなみにそういった発表に、ベジタリアンがたいそう不安がっているそうだが、結局どの論文も「人間で実験をしていない」ところに帰着してしまい、いまいち正式な証明として扱われていないのが事実のようだ。





で、多分私なんぞがその人体実験の良い例なんだと思うのだが(笑)、とりあえず30近くまで無事に元気に生存しているし、まあソコまで悪影響はないんじゃないかと思う。バカかどうかはもうしょうがないとして(そもそもの素質の問題もあるだろうし)、性的不能かどうかに関しては、調べたことがないから正直わからない。まあ、ある日「君は子供が非常に産みにくい体質で」といわれたら、まあ豆乳を多少疑っても良いけど。


でも、別に親を恨む気はない。だって粉ミルク嫌ったの自分らしいし(笑)。そのあとも好んで飲み続け、豆腐や納豆もこよなく愛する私だからもはや何が悪いのか判らんよ.....


まあ、どちらにしろ私は子供を生むのが大変なので*1、子供関係はあまりびびらないのだが。ツーか結婚できるのかって言う最大の問題もあるしさ(自爆)。





他に実例はいませんかね(笑)?

*1:私は心臓に微細な欠陥があり、それを手術してから出ないと子供が産めない。いや、産むだけならいいんだけど、母体の危険性がでかいので、ほら、育てるのこそ重要でしょ。