植え替え

鉢の底から根がはみ出していたポトスとワイヤープランツの植え替えをしてみた。それが「営業時間中」の「会社」で、しかも「会議室占拠」していたとかそういうことは気にしてはいけない。生き物は大事である。この空気が明らかに良くないだろうこのオフィスで頑張って生きている上に、もしかしたら悪い何かを人間の代わりに吸ってくれているかもしれない彼らだから、大事にしなくてはいけないのである(個人的主張)。


さて、植え替え作業をしながら思ったことは1つである。
「この子達、こんなにのびのびとした環境になって、今度はどれぐらい増える気だろう........」
そんなちょっとした恐怖感含みの期待。


ちなみに、2鉢植え替えた結果、鉢が二つ余ってしまった。その二つは底穴が無い奴なので、ハイドロカルチャーにするのが良いだろうが、まあそれ用のツブツブを買ってくればまた植物を植えられる訳で「ワイヤープランツとポトス挿し芽しようかな.......」などとちょっと不穏な事を考えてしまったのだった。さらに増やす気なのか自分。



ところで、名前がわからないためにポトスもどきと勝手に呼んでいた奴だが「ホヤ」というらしいということが判った。



ただし、ホヤといっても海にいるアレではない。
http://www.pref.iwate.jp/~hp5507/hoya/hoya.htm



こっちのほう。ホヤはガガイモ科の植物らしい。
http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1065.html



というか、そうではないかと想像していたが、写真を見る限りこいつもツル状に伸びるのか......。しかも「乾燥に強く根グサレしやすいので水はやりすぎない方が良い」のだが「多肉の割に葉は乾燥には弱いところもある」その上「冷房が苦手」って、なんか偉いわがままなやっちゃな......まあ今のところ元気だし、ツル状になる兆しを順調に見せているので大丈夫なのだろうが。



しかし「ガガイモ科」と言うのはなんなんだろう。



名前の響き的に、アフリカとか南アメリカとか東南アジアとか、何となく暑い所の植物っぽいモノを感じる.....タロイモとかなんか、そういう系統の。と、思い調べてみた所

ガガイモの名前の由来は、カガミ(かがむ)という動作を意味していて、これは、かがむような低い場所に太い茎があるということからついた名ということです。
また、葉が亀の甲のような形をしていることから、栃木の放言でゴガミ(亀)のことを、ガガということから、ガガと、果実が熟すと、イモのような色・形から、ガガイモと名がついたなどがあるようです。

また、古事記には、大国主命の国造りをしたといわれる、クナビコナ(少彦名神)が、「天の羅摩(カガミ)の船にのって・・・」という記述があります。
これが、ガガイモの果実のサヤに乗って小さな神様が来たとされていて、日本では古くから、ガガイモが親しまれていたことがわかります。


思いっきし日本語やんけ!




世の中は驚きの連続だ(本当かよ)。





ちなみに知らなかったのでついでに調べたのだが、ポトスはサトイモ科らしい。そっか、イモだからツル状に伸びるのか......。そして、今会社で育てているのは「ライムポトス」ということも判明。ついでにホントどうでもいい知識だが、伸びながら育つ時に「壁や網などに這わせて登らせる」と「葉っぱが大きく」なり、「上から垂らすようにする」と「葉っぱが小さくなる」らしい。そういわれると二つ並べて実験して見たい...........と思うのが人情ではなかろうか、ということでポトスがさらに育ってきたら2つに分けて挑戦してみようと思うのだった。



ところで、時々葉っぱを拭いてあげているのだが(なんか成分悪そうなほこり積もるし)、そういうのって普通しないものなの?或いはしたらまずいの?誰か教えて.......