談話室滝沢

閉店すると言うので談話室滝沢にいってきた。


実を言うとはじめてである。新宿っ子でありながら、どうも敷居が高くて今まで行ったことがなかったのだが、なくなってしまうと言うのであれば行かねばならないだろう。というわけで、訪問。


店員さんは「女子スーツ萌え男子」がいたら悶絶しそうな感じの方々だった。一分の隙もなくスーツを身につけ、髪はアップにきっちりまとめられた姿で、タイミングよく笑顔を出すさりげない接客ぶり。




さすが談話室。




いや、談話室だとどうなんだといわれると困るが、何かそんな感じだったもので。
ハイ。




で、注文すべくメニューを見る。







飲み物すべて@1,000。








高いやんけ。
いや、それだけではない。普通のコーヒーも、なにやら凝った奴も1000円。価格差なし。なんなんだ、なにやら高級店風を装っているのか、単なる計算が面倒くさいとかそういう横着ゆえの値段設定なのかわからないシチュエーションだ。しかもミルクティーじゃなくて「ミルク紅茶」だし。談話室なりのこだわりを感じないでもない部分。しかし、さらに引っかかるものが。





ケーキセット@1,100。





何ですかコレは。ケーキの価格破壊ですか。




しかしお持ち帰りケーキの値段は500円。訳がわかりません。とはいえ、とりあえず飲み物だけで1000円に対し、ケーキを頼んでも1100円と言うなら、そりゃケーキセットだろうと、ケーキセットを注文する。飲み物はもちろん「ミルク紅茶」。





ま、味は普通の喫茶店だった。が、何だか客は怪しかった。うーん、何でだろう。店にはいってくるときは普通の学生やサラリーマンに見えるのに、席に座った途端始める会話が何だか皆怪しいのだ。あまりにも怪しい人が多く、ネタが多すぎてまとめられないのでここには書かないけど。


怪しくないと入れない店なのか。


いや、待て。



怪しくないと入り口がそもそも発見できないとかそういうカラクリがあるんじゃないか?





で、時代の変遷と共に個性の平準化が起こり、怪しい人が減っている為にそもそも店を見つけられる顧客予備軍のベース数が減ってしまい、それゆえに売り上げが落ち込んで閉店するとかそういう訳.......................な筈はないが、こういう妄想を思わずしてしまうぐらい、自分まで変になってしまう空気がここにはある。



ああ、うっかり取り込まれて怪しい人になるところだったよ(元から怪しいじゃないかと言う突っ込みは受け付けません)。





ところで、会計をしたら「次回お使いください」と割引券をくれた。200円引き券。






あのー、コレを使うと、ケーキセットが900円になって、飲み物1杯より安くなるんですけどいいんですか(笑)?





やはり、なぞである。談話室滝沢。失うには遅すぎる。









ところで話変わりますが、あの設備のままメイド喫茶やったら相当流行ると思うんだけど駄目(笑)?