とある妄想話

とある有名な男性(ここでは敢えて特定しない)がご友人が出来ず大変困っておられるということで、積極的な提案をしてみてはどうだろうかという妄想をしてみることにした。


greemixiなどの、ソーシャルネットワークに入って頂くと言うのはどうでしょう」
「それはいい。あそこには色々なコミュニティが有りますからな。」
「ええ、久しぶりに学生時代に戻って、部活気分を味わえるかもしれません」
「しかし、政治的、宗教的な徒党が出来てしまうなどの問題は起きないだろうか」
「いや、逆に自ら集まってくれるわけですから管理がしやすい。むしろもってこいでしょう」
「なるほど、素晴らしい。」
「ただ、念のため、本名登録は止めておく方がいいでしょう。」
「ハンドルはどうしますか?109ですかね?」
「いや、最近25階から落ちて無事だったクボ○カ君が自分の事を『ysk』と表記していたらしい」
「なるほど、それが最近の流行ですか。」
「では、流行を抑えつつ彼の丈夫さと人気にあやかってハンドルは『NRH』」
「いや、『HNM』もありではないか。」
「迷いますな。まあ、それは本人に選んでいただく事にしましょう」
「しかし、大変シャイな彼の事だ、自分からは色々リンクをはったりは出来ないでしょう」
「ですな、ではコミュニティに関しては、めぼしい物をピックアップして招待して差し上げましょう」
「あとは、入ったときに誰も友達がいないように、周りの方も入れておきましょう」
「MSK、ASM、KIK、NNMあたりは必須ですな」


ピックアップされたGreeコミュニティは以下の通り。
Greeで友達増やしたい
・港区民
・長男長女
学習院
・着物着ます
・黒髪(カラーリングなし)
・自宅も職場
・めずらしい苗字
・子育て
・オーケストラ
ビオラ
普通自動車免許
・新聞に載った事がある人
・第一印象と違うとよく言われる
・大人だが、遠足とか行きたい
・やべぇ、俺ってあんまり友達がいねえ!
・早く人間になりたい
・ひとさらい

「最後の二つはどうでしょうか」
「さすがに怒られるのでは有りませんか」
「ま、まあ、ご本人に選んでいただく事にしましょう」


「それにしても、これは悩みますな。」
・身長はサバ読みたい
・年上好き
・ていうか童顔です


「それはそうと、『めずらしい苗字』は、どうでしょう、規定的に入れるのでしょうか」
「確かに............苗字がないのと珍しいのは違いますよね」


以下、延々と続く。